Amazon Elastic Block Store (EBS) は、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) と共に使用するために設計された、スループットとトランザクションの両方が集中するどんな規模のワークロードにも対応できる、使いやすい高性能なブロックストレージサービスです。Amazon EBS には、リレーショナルデータベースや非リレーショナルデータベース、エンタープライズアプリケーション、コンテナ化されたアプリケーション、ビッグデータ分析エンジン、ファイルシステム、メディアワークフローなど多種多様なワークロードが幅広くデプロイされています。
4 種類のボリュームタイプから選べるので、最適な料金とパフォーマンスのバランスを維持できます。SAP HANA など高性能なデータベースワークロードでは 1 桁ミリ秒のレイテンシーを実現し、Hadoop など大規模でシーケンシャルなワークロードではギガバイト毎秒のスループットの達成が可能です。ボリュームタイプの変更やパフォーマンスの調整、ボリュームサイズの増加は、重要なアプリケーションを中断することなく実行できるので、必要に応じて、コスト効率よくストレージを維持できます。
ミッションクリティカルなシステム向けに設計されているので、EBS ボリュームは、アベイラビリティーゾーン (AZ) 内でレプリケーションし、ペタバイト規模のデータに簡単にスケールできます。また、EBS スナップショットを自動化されたライフサイクルポリシーと共に使用することで Amazon S3 内のボリュームをバックアップし、同時にデータとビジネス継続性の地理的な保護を確実にします。
利点
あらゆるワークロードで優れたパフォーマンスを発揮
EBS ボリュームは、SAP、Oracle、Microsoft 製品などのミッションクリティカルなアプリケーションを含む、最も要求の厳しいワークロードでその性能を発揮します。SSD でバックアップされたオプションには、高性能アプリケーション向けに設計されたボリュームや、ほとんどのワークロードに優れた料金/パフォーマンスを提供する汎用のボリュームが含まれます。HDD でバックアップされたボリュームは、ビッグデータ分析エンジン、ログ処理、データウェアハウジングなど、大規模でシーケンシャルなワークロード向けに設計されています。インスタンスごとのストレージパフォーマンスをさらに高めるには、複数のボリュームを同時に使用します。
使いやすさ
Amazon EBS ボリュームは作成、使用、暗号化、保護が簡単です。 Elastic Volumes の機能性により、ストレージの増加、パフォーマンスの微調整、ボリュームタイプの変更を、ワークロードを中断することなく行えます。EBS スナップショットを使用することで、ボリュームを簡単にバックアップし、データを地理的に保護することができます。Data Lifecycle Manager (DLM) は、追加のオーバーヘッドやコストなしにスナップショット管理を自動化する使いやすいツールです。
高可用性および高耐久性
Amazon EBS のアーキテクチャはミッションクリティカルなアプリケーションに信頼性をもたらします。各ボリュームは、アベイラビリティーゾーン (AZ) 内でレプリケーションされることで障害を防ぐように設計されており、99.999% の可用性と 0.1%~0.2% の年間故障率 (AFR) を達成しています。簡素で堅牢なバックアップのため、EBS スナップショットを Amazon Data Lifecycle Manager (DLM) ポリシーと共に使用し、スナップショット管理を自動化できます。
実質的に無制限にスケール
Amazon EBS を使用すれば、重要なワークロードを中断することなくストレージを増やすことができます。1 GB のストレージしか必要としないアプリケーション、あるいはペタバイト規模のデータまでスケールアップ可能なアプリケーションを、わずか数クリックで構築できます。スナップショットを使うと、1 つのリージョンのアベイラビリティーゾーン全体で新しいボリュームをすばやく復元でき、迅速なスケールが可能になります。
安全性
EBS は、データコンプライアンスのため安全性を保つように設計されています。新たに作成された EBS ボリュームは、自身のアカウントで 1 回設定を行えばデフォルトで暗号化されます。EBS ボリュームは、保管時のデータ、送信中のデータ、および全ボリュームのバックアップの暗号化をサポートしています。EBS 暗号化は、すべてのボリュームタイプでサポートされているうえ、組み込みのキー管理インフラストラクチャを含んでおり、パフォーマンスには一切影響しません。
優れた費用対効果
EBS には 4 つのボリュームタイプがありそれぞれに料金やパフォーマンスのベンチマークが異なっているので、コストを最適化し、アプリケーションが必要とする正確なレベルのストレージに投資することができます。ギガバイトあたりのコスト効率がきわめて高いボリュームから、ミッションクリティカルなワークロード向けに設計された高い IOPS と高いスループットを備えた高パフォーマンスのボリュームまで、幅広い選択肢が用意されています。EBS スナップショットを使用したバックアップは増分的で、データを複製しないのでストレージコストを節約できます。
ユースケース
エンタープライズアプリケーション
Amazon EBS は、Oracle、SAP、Microsoft Exchange、Microsoft SharePoint、VMware Cloud on AWS の VMware アプリケーションなど、ミッションクリティカルなアプリケーションを確実に実行する、高可用性と高耐久性を備えたブロックストレージを提供します。
リレーショナルデータベース
サポート対象が数百万人のゲームでも数十億の e コマース取引でも、Amazon EBS はパフォーマンスのニーズに合わせてスケールすることができます。SAP HANA、Oracle、Microsoft SQL Server、MySQL、PostgreSQL などのデータベースは、広く Amazon EBS にデプロイされています。
ビジネスの継続性
Amazon EBS を使用すれば、データとログファイルを複数の地理的地域に定期的にバックアップする機能により、データの損失とリカバリ時間を最小限に抑えることができます。新規ボリュームをすばやく復元し、新しいリージョンでアプリケーションを起動できます。
NoSQL データベース
Amazon EBS ボリュームにより、Cassandra、MongoDB、CouchDB など NoSQL データベースの実行時に、一貫した低レイテンシーのパフォーマンスを実現できます。
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ビッグデータ分析エンジン
Amazon EBS は、データの永続性、パフォーマンスの動的な調整、ボリュームをデタッチまたは再アタッチする機能を提供しており、Hadoop や Spark などビッグデータ分析エンジン向けにクラスターのサイズを変更することが可能です。
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ファイルシステムとメディアワークフロー
Amazon EBS を使えば、増加するファイルシステムをサポートする追加のボリュームや、料金とパフォーマンスを最適化する 4 つのボリュームの選択肢により、簡単にスケールが行えます。
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2018 年 11 月 6 日
2018 年 7 月 31 日
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